ディケンズ・フェロウシップ日本支部

会員による出版物

Publications by Japanese Dickensians

日本で出版されたディケンズ関連図書

ディケンズ関係の新刊書

(1998年以降)

  • 新野 緑(著)『十九世紀小説の誕生――ディケンズ前期小説におけるジャンルの変容』(春風社、4,000円、2024年)

    • 序章 小説というジャンル
    • 第1章 ジャーナリストから小説家へー『ボズのスケッチ』の構成をめぐって
    • 第2章 挿絵との交渉ー『ピクウィック・ペイパーズ』における小説家の位置
    • 第3章 境界線を引くー『オリヴァー・トゥイスト』におけるリアリズムの探求
    • 第4章 新たな創作の形を求めてー『ニコラス・ニクルビー』におけるジャンルの変容
    • 第5章 都市型作家の誕生ー『骨董屋』に見るディケンズの自己形成
    • 第6章 せめぎ合う言葉ー『バーナビー・ラッジ』における謎の創出
    • 第7章 現実と想像の間ーディケンズと群衆
    • 第8章 ロンドンの胃袋ーディケンズと市場
    • 終章 ジャーナリストから都市型作家へ
    • あとがき
    • 初出一覧
    • 参考文献
    • 図版出典一覧
    • 索引

  • 松本靖彦(著)『〈線〉で読むディケンズ――速記術と想像力』(春風社、3,600円、2022年)

    • 序章
    • 第一部:ディケンズの速記と想像力
    • 第一章:ディケンズの速記と人物造形
    • 第二章:ディケンズとホガースの速記術
    • 第二部:境界線をめぐるドラマ
    • 第三章:大人と子どもの境界線―大人の中に子どもはいるのか
    • 第四章:自他を隔てる境界線 (一)『大いなる遺産』―ピップは自分の人生の主人公になれるのか
    • 第五章:自他を隔てる境界線 (二)『ドンビー父子』―フローレンス・ドンビーは父親の宝となれるのか
    • 第三部:境目の想像力
    • 第六章:生きているのか死んでいるのか―見世物小屋としての『骨董屋』と人形の死に様
    • 第七章:いずれは死なねばならぬから―ディケンズの『骨董屋』『互いの友』とフロイトの『快原理の彼岸』
    • 終章:結論―越境するディケンズ(の想像力)

  • Mitsuharu Matsuoka, editor, Dickens and the Anatomy of Evil: Sesquicentennial Essays (Athena Press, 3,636 yen, 2020)

    • Preface
    • Acknowledgements
    • Notes on Contributors
    • Introduction: "Dickens and Evil" (Paul Schlicke)
    • 1. Sketches by Boz: Boz’s Curiosity and Compassion for the Miseries of the Poor (Kotaro Murakami)
    • 2. Exploding “Dark Shadows”: Coded Territories and Laughing Nomadic Bodies in The Pickwick Papers (Mark Weeks)
    • 3. Oliver Twist: The Complicity between Good and Evil (Mio Hatada)
    • 4. Nicholas Nickleby: Dickens’s Anti-Melodramatic Strategy (Mizuki Tsutsui)
    • 5. The Old Curiosity Shop: The Beginning of the End of the Folkloric Time (Ryota Kanayama)
    • 6. Innocent Evil in Barnaby Rudge: A Nightmare Abounding with Monsters (Yasuki Kihara)
    • 7. American Notes: Social Evil and Carceral Landscape (Nanako Konoshima)
    • 8. “Ravin’ Mad with Conscious Willany”: Would-be Patricide in Martin Chuzzlewit (Tomoya Watamabe)
    • 9. Christmas Books: The Arithmetic of Economy and the Antidote for Evil (Hiroshi Enomoto)
    • 10. Pictures from Italy: Darkness in the Sunny Land (Manami Tamura)
    • 11. Mythological Imagination in Dombey and Son: Florence Dombey’s Initiation and Revealed Evil Nature (Aya Yatsugi)
    • 12. David Copperfield: Evil Veiled in Haze in the Distance (Keiko Inokuma)
    • 13. “I Can’t Help Writing It”: Maladies of the Penny Post in Bleak House (Mitsuharu Matsuoka)
    • 14. The Dandy-Devil: An Analysis of James Harthouse in Hard Times (Keiko Kiriyama)
    • 15. “Foreigners Are Always Immoral”: Rigaud and Cavalletto in Little Dorrit (Arisa Nakagoe)
    • 16. Cannibalistic Martyrdom in A Tale of Two Cities: The Ambiguous Duality of Sydney Carton’s Death (Masayo Hasegawa)
    • 17. “Bemoaning the Present Evil Period”: The Uneasy Relationship between Sympathy and Social Reform in The Uncommercial Traveller (Fumie Tamai)
    • 18. Great Expectations: The Chain of Evil and Consolation (Sari Nishigaki)
    • 19. Our Mutual Friend: Evil and the Fantastic (Akiko Kimura)
    • 20. Perverted Virtue?: Jasper’s Evilness in The Mystery of Edwin Drood Readdressed (Yasuhiko Matsumoto)

  • 梅宮創造(著)『ディケンズの眼――作家の試行と試練』(早稲田大学出版部、2020年、2,500円)

    • 1 作家の誕生――ディケンズ小伝
    • 2 ピクウィク旋風
    • 3 クリスマスの霊力
    • 4 『デヴィド・コパフィールド』について
    • 5 公開朗読の一一背景
    • 6 朗読「サイクスとナンシー」の謎
    • 7 『エドウィン・ドルードの謎』における謎
    • (付)明治期のディケンズ翻訳
    • あとがき

  • 矢次 綾(著)『ディケンズと歴史』(大阪教育図書、2019年、2,500円)

    • 序章
      • はじめに
      • ディケンズと歴史の特異な関係
      • いつのことを歴史と呼ぶのか
      • ディケンズの歴史意識や歴史小説に焦点をあてた先行研究
      • キーワード
    • 第一部『バーナビー・ラッジ』
      • 第1章:変化と不変
      • 第2章:他者の歴史
      • 第3章:歴史記述のフィクション性と狂人――『ミドロージァンの心臓』との比較
    • 第二部『二都物語』
      • 第4章:日常化したカーニヴァル――革命空間の集団および個人
      • 第5章:歴史編纂――過去の暴露と現在の再構築
      • 第6章:フランス革命期を描く小説の歴史性――『ラ・ヴァンデ』、『ふくろう党』、『九十三年』との比較
    • 第三部『子供のためのイングランド史』
      • 第7章:十九世紀における歴史の手引書探求という文脈の中で
      • 第8章:十九世紀における現在および過去に関する議論の中で
      • 第9章:描き切れなかった過去、現在、未来
    • 終 章

  • 松岡光治(編) 『ディケンズとギッシング――底流をなすものと似て非なるもの』(大阪教育図書、2018年、3,400円)

    • 序 章 ディケンズとギッシングの隠れた類似点と相違点(松岡光治)
    • 第1章 ディケンズのロンドンからギッシングのロンドンへ(小宮彩加)
    • 第2章 つのりくる酒の恐怖――ディケンズ作品から『暁の労働者たち』へ(吉田朱美)
    • 第3章 紳士淑女の仕事――リスペクタブルな事務労働のジレンマ(中田元子)
    • 第4章 小説家の使命――〈共感〉をめぐるポリティクス(玉井史絵)
    • 第5章 教育は誰のためのものか――社会から個人へ(金山亮太)
    • 第6章 イギリス近代都市生活者の自己否定・自己疎外・自己欺瞞(松岡光治)
    • 第7章 〈新しい男〉の生成――男女の新たな関係を巡る葛藤(田中孝信)
    • 第8章 家庭の天使と新しい女――女性像再考(木村晶子)
    • 第9章 『互いの友』と『女王即位五十年祭の年に』にみる広告と消費(商品)文化(松本靖彦)
    • 第10章 ディケンズとの対話――『三文文士』における商業主義とリアリズム(新野 緑)
    • 第11章 原本と縮約版――二つの『チャールズ・ディケンズの生涯』(楚輪松人)
    • 第12章 伝記と自伝――人生はどう描かれるのか(宮丸裕二)
    • 第13章 文人としての英雄──ディケンズの敢闘精神とその継承者(麻畠徳子)
    • 第14章 諷刺される十九世紀英国の室内装飾(三宅敦子)
    • 第15章 ギッシング作品の書評にみるディケンズ的要素(橋野朋子)

  • 田村真奈美(訳)アンドルー・サンダーズ 『チャールズ・ディケンズ』(彩流社、2015年、3,800円)

    • 第1 章 ディケンズの生涯
    • 第2 章 「われわれの時代」――ディケンズ、政治、社会
    • 第3 章 文学のコンテクスト
    • 第4 章 都市社会――ロンドンと階級
    • 第5 章 功利主義、宗教、歴史
    • 第6 章 科学と技術
    • 第7 章 ディケンズを再コンテクスト化する

  • 吉田一穂(著)『ディケンズの小説――社会・救済・浄化』(英宝社、2014年6月発行、3,800円)

    • 序論
      第一部 救われない登場人物たち
    • Oliver Twist――二人の悪党たちとその末路
    • The Old Curiosity Shop におけるクウィルプのサディスティックな側面
    • David Copperfield――バイロニック・ヒーローとしてのスティアフォース
    • Little DorritA Tale of Two Cities――精神的外傷とその影響
    • Our Mutual Friend――ブラッドベリー・ヘッドストンに見られる引き裂かれた自己
      第二部 長編小説における社会・救済・浄化
    • The Pickwick Papers の福音主義的側面
    • Oliver Twist――天に召される子供のイメージ
    • オリヴァー・トウィストと救貧院
    • Nicholas Nickleby におけるヨークシャーの学校の真実
    • Martin Chuzzlewit――利己主義とその影響、そして国際著作権問題
    • Dombey ando Son――家父長制神話の崩壊とフローレンスの役割
    • Bleak House――死ぬ前に赦しを乞う母親
    • Hard Times――グラッドグラインド氏の教育と功利主義
    • Little Dorrit――ゴシック小説の一要素としての屋敷の人格化
    • Great Expectations――ピップのアイデンティティと回顧的語り
    • Great Expectations――「本当の紳士とは」というテーマと'self-help'のコンテクスト
      第三部 歴史小説における社会・救済・浄化
    • Barnaby Rudge における個人と群衆
    • A Tale of Two Cities――フランス革命における民衆の描写と個人の生と死
    • 終章
    • 補遺 ディケンズによる奴隷制度批判と南北戦争前後のアメリカ
    • 初出の文献一覧
    • 主要参考文献一覧
    • 索引

  • Keith Easley, Dickens and Bakhtin: Authoring and Dialogism in Dickens’s Novels, 1849-1861 (AMS, 2014)

    • Introduction
    • 1. David Copperfield’s Self-Consummation
    • 2. Self-Possession in Great Expectations
    • 3. Dialogism: Definitions and Contexts
    • 4. Authoring and Dialogism in Bleak House
    • 5. Hard Times: Art and Reality
    • 6. Little Dorrit: From Authoring to Dialogism
    • 7. Little Dorrit: Re-creation
    • Conclusion
    • Notes
    • Works Cited

  • クレア・トマリン(著)高儀 進(訳)『チャールズ・ディケンズ伝』 (白水社、2014年、4,600円)

  • Eiichi Hara, Midori Niino, Mitsuharu Matsuoka, and Toru Sasaki, eds. Dickens in Japan: Bicentenary Essays (Osaka, JP: Osaka Kyoiku Tosho, 2013, 3,800 yen)

    • Foreword
    • The Stranger on the Threshold: Perambulating the Underworld of The Pickwick Papers (Yasuki KIHARA)
    • Demarcating the Borders: Exploring Dickensian Realism in Oliver Twist (Midori NIINO)
    • They Are Living and Must Die (Yasuhiko MATSUMOTO)
    • Scrooge as a Time Traveler: The Dream Structure of A Christmas Carol (Yumiko HIRONO)
    • Christmas Carols to Sing: The Rise of a Cultural and Commercial Phenomenon, 1936-1963 (David CHANDLER)
    • The Connective in Dombey and Son (Toru SASAKI)
    • Child Abuse and Its Aftermath in Great Expectations (Akiko TAKEI)
    • "The Times Are Levelling Times": Violence in the Age of Democracy and Imperialism in The Mystery of Edwin Drood (Fumie TAMAI)
    • Dickens and Genre Painting: Influence from Ostade and Sir David Wilkie (Nanako KONOSHIMA)
    • Dickens's Amateur Theatricals: Towards a Compilation of the Dramatic Pieces Performed (Takao SAIJO)
    • Dickens and "Sleep-Waking" (Tomoya WATANABE)
    • Dickens and Mind-forg'd Manacles: The Mechanisms of Memory, Love, and Madness (Mitsuharu MATSUOKA)
    • Dickens's Women Characters: Subversive Responses to the Difficulties in Marriage (Aya YATSUGI)
    • An Ambivalent View of Vagrants in Late Nineteenth- and Early Twentieth-Century Britain (Takanobu TANAKA)
    • Notes on Editors and Contributors
    • Index

  • 松岡光治(編)『ディケンズ文学における暴力とその変奏――生誕二百年記念』(大阪教育図書、2012年、3,000円)

    • まえがきに代えて――暴力と想像力
    • 序 章「抑圧された暴力のゆくえ」(松岡光治)
    • 第1章『ピクウィック・クラブ』「ピクウィック氏のげんこつ」(中和彩子)
    • 第2章『オリヴァー・トゥイスト』「逃走と追跡――法と正義という名の暴力」(松岡光治)
    • 第3章『ニコラス・ニクルビー』「喜劇としての暴力――舞台と社会の間」(西垣佐理)
    • 第4章『骨董屋』「音の海を逃れて」(猪熊恵子)
    • 第5章『バーナビー・ラッジ』「眠りを殺す」(渡部智也)
    • 第6章『マーティン・チャズルウィット』「声なきものたちの逆襲」(畑田美緒)
    • 第7章『ドンビー父子』「疾走する汽車と暴力」(松村豊子)
    • 第8章『デイヴィッド・コパフィールド』「海の抑圧――ロビンソン・クルーソー挽歌」(川崎明子)
    • 第9章『荒涼館』「国家・警察・刑事・暴力装置」(中村 隆)
    • 第10章『ハード・タイムズ』「教育の(暴)力」(玉井史絵)
    • 第11章『リトル・ドリット』「内向する暴力――病的自傷者はなぜ生まれるのか」(武井暁子)
    • 第12章『二都物語』「孤独な群衆の暴力性」(矢次 綾)
    • 第13章『大いなる遺産』「種子=ピップは牢を破って外で花を咲かせるか」(鵜飼信光)
    • 第14章『互いの友』「腕力と知力――欲望と階級」(宮丸裕二)
    • 第15章『エドウィン・ドルードの謎』「クロイスタラムに潜む闇の暴力」(加藤 匠)
    • あとがき
    • 使用文献一覧
    • 図版一覧
    • 執筆者一覧
    • 索引

  • 松村昌家『ヴィクトリア朝文化の世代風景――ディケンズからの展望』(英宝社、2012年、3,990円)

      第一部 フォアランナー・ディケンズ
    • 1.『ドンビー父子』における商会(ハウス)と家庭(ファミリー)
    • 2.メレディスの「父と子」
    • 3.ディケンズとアンデルセン
    • 4.作家たちのパブリック・スクール
      第二部 影響と共有
    • 5.『トルコ物語』を訪ねて
    • 6.『メアリ・バートン--マンチェスター生活の物語--』における「二つの国民」
    • 7.マンチェスター美術名宝博覧会
    • 8.絵画と文学の交渉
      第三部 変遷の様相
    • 9.描かれたユダヤ人像
    • 10.ミスター・ヘンチャードとミスター・ドンビー
    • 11.ディケンズと世紀末
    • 12.ワイルドとディケンズ

  • 島田桂子『ディケンズ文学の闇と光――〈悪〉を照らし出す〈光〉に魅入られた人の物語』(彩流社、2010年、2,000円)

    • 第1章:チャールズ・ディケンズ――アンビヴァレントな人間像
    • 第2章:善と悪の対
    • 第3章:ヴィクトリア朝のバビロン
    • 第4章:ディケンズによる罪と罰
    • 第5章:回心と赦しへの希望
    • 結び

  • Keisuke Koguchi, Repetition in Dickens's A Tale of Two Cities: An Exploration into His Linguistic Artistry (Keisuisha, March 2009, 4,000 yen)

    • List of Tables
    • List of Figures
    • Acknowledgements
    • Introduction
    • Chapter 1 Repetition of Participant Items
    • Chapter 2 Repetition of Words for Character Description
    • Chapter 3 Distinctive Use of Repetition
    • Final Remarks
    • Select Bibliography
    • Index of Names and Subjects
    • Index of Words

  • 田中孝信『ディケンズのジェンダー観の変遷――中心と周縁とのせめぎ合い』(音羽書房鶴見書店、2006年、4,000円)

    • 序 章
    • 第1章:クウィルプと逆転の構図――『骨董屋』
    • 第2章:女性、侵犯、そして報復――『マーティン・チャズルウィット』
    • 第3章:帝国、境界、家庭――『ドンビー父子』
    • 第4章:セクシュアリティと殺人――『荒涼館』
    • 第5章:揺らぐ一元支配――『ハード・タイムズ』
    • 第6章:ミス・ウェイドとエイミー――『リトル・ドリット』
        I 反抗する自虐者ミス・ウェイド
        II エイミーの自己犠牲の本質
    • 第7章:天使の光と影――『二都物語』
    • 第8章:デイヴィッドとアーサー
        I 「鏡」としての窓――『デイヴィッド・コパーフィールド』
        II アーサーの拒絶された母性愛と社会参加――『リトル・ドリット』
    • 第9章:母性への渇望――『大いなる遺産』
    • 第10章:階級と禁忌――『我らが共通の友』
    • 第11章:「不安のとげ」――『エドウィン・ドルードの謎』と帝国
    • 結 章

  • Osamu Imahayashi, Charles Dickens and Literary Dialect (Keisuisha, September 2006, 4,000 yen)

    • Preface
    • Table of abbreviations
    • List of tables
    • INTRODUCTION
    • CHAPTER 1 PROVENANCE AND SOURCE
    • CHAPTER 2 SPOKEN AND WRITTEN
    • CHAPTER 3 CHARACTERISATION AND EXPERIMENT
    • CHAPTER 4 REALISM AND VERISIMILITUDE
    • CHAPTER 5 STYLISTICS AND SOCIOLINGUISTICS
    • CHAPTER 6 PROVINCIALISMS AND AMERICANISMS
    • CONCLUSION
    • Select Bibliography
    • Index

  • 吉田一穂『ディケンズの小説とキリストによる救済のヴィジョン』(英宝社、2006年、2,730円)

    • 序 章
    • 第1章:Oliver Twist ――"fallen women" の改心とキリストによる救済のヴィジョン
    • 第2章:The Old Curiosity Shop における老人と子供
    • 第3章:A Christmas Carol におけるスクルージの後天的自己からの解放
    • 第4章:The Chimes における諷刺
    • 第5章:The Haunted Man ――クリスマスの本におけるレドローの内的覚醒の秘密
    • 第6章:David Copperfield におけるダニエル・ペゴティーの道徳性
    • 第7章:Bleak House における「最後の審判」
    • 第8章:Little Dorrit における「監禁状態」からの解放とキリストによる救済のヴィジョン
    • 第9章:A Tale of Two Cities ――「復活」とJerry Cruncher
    • 第10章:Great Expectations ――ジョー・ガージャリによる罪の赦し
    • 第11章:Our Mutual Friend ――リジー・ヘクサムによる無意識の顕現化
    • 第12章:Sartor Resartus ――トイフェルスドレックと自助の精神

  • 佐々木徹(訳)マイケル・スレーター『ディケンズの遺産――人間と作品の全体像』(原書房、2005年、2,100円)

    • 序文
    • 第1章:想像力
    • 第2章:無垢
    • 第3章:責任感と真剣さ
    • 第4章:進歩
    • 第5章:家庭
    • 第6章:信仰
    • チャールズ・ディケンズ年譜
    • 訳者あとがき
    • 参考文献
    • 索引

  • Masahiro Hori, Investigating Dickens' Style: A Collocational Analysis (Palgrave Macmillan, 2004)

      Part 1: Introduction

    1. Theoretical Background

      Part 2: Collocation in Dickens

    2. Familiar Collocations
    3. Creative Collocations
    4. Collocations and First Citations from Dickens in the OED

      Part 3: Case Study: Collocations in Bleak House

    5. Collocations and Narratives
    6. Collocations and Characters
    7. Comparative Study of the Mind-Styles of First-Person Narrators in Terms of Collocations
    8. New Compound Words as Collocations in Bleak House
    9. Conclusion

  • 植木研介『チャールズ・ディケンズ研究――ジャーナリストとして、小説家として』(南雲堂フェニックス、2004年、3,800円)

    • はしがき
    • 緒言
    • 第I部――ジャーナリストとしてのディケンズ
      • 第1章:ジャーナリストとしての活動
      • 第2章:ディケンズと英国ジャーナリズムの文化
      • 第3章:ディケンズ的なもの――ジャーナリストの凝視から創造へ
    • 第II部――小説作品の世界
      • 第4章:想像力と世界への目
      • 第5章:自己との対決に向かって
      • 第6章:掘り起こされた過去と人間の絆
    • 第III部――ディケンズの視座と位置
      • 第7章:社会批判・社会改革とチャールズ・ディケンズ
      • 第8章:クリスマス特集号と雑誌編集
      • ディケンズ主要作品と雑誌活動一覧
    • あとがき
    • 参考文献
    • 索引(人名・書名)

  • 山崎 勉『ディケンズのこころ』(英宝社、2003年、1,800円)

    • はじめに
    • 第1章:The Pickwick Papers の挿話について
    • 第2章:Oliver Twist における凝視の相互性――手に負えない蝋人形としての Oliver
    • 第3章:Nicholas Nickleby――Ralph とは誰か?
    • 第4章:The Old Curiosity Shop――Nell と Quilp と Dickens
    • 第5章:Barnaby Rudge――父と子の対立
    • 第6章:Martin Chuzzlewit――父の影、そして、父殺し
    • 第7章:Dombey and Son――結局、父と姉!
    • 第8章:David Copperfield――Steerforth と Dick と Forster
    • 第9章:David Copperfield――Dora と Micawber のこと
    • 第10章:Bleak House――Tulkinghorn の誕生
    • 第11章:Hard Times――Bounderby 像の出自のこと
    • 第12章:Little Dorrit――何故 Marshalsea 監獄なのか?
    • 第13章:John Podsnap と Georgi(a)na のこと
    • 第14章:Charles Dickens と5月7日
    • あとがき
    • 参考文献

  • 新野 緑『小説の迷宮:ディケンズ後期小説を読む』(研究社、2002年、4,500円)

    • 序 章:ディケンズは十九世紀的作家か?
    • 第1章:ピカレスクの変貌――『ピクウィック・ペイパーズ』から『バーナビー・ラッジ』へ
    • 第2章:都市の誘惑――『マーティン・チャズルウィット』
    • 第3章:ジェンダーの相克――『ドンビー父子』
    • 第4章:ロマンスの構築あるいは解体――『デイヴィッド・コパフィールド』
    • 第5章:解読のアポリア――『荒涼館』
    • 第6章:『歴史」という織物――『辛い時代』
    • 第7章:視線の迷宮――『リトル・ドリット』
    • 第8章:物語のゆらぎ――『二都物語』
    • 第9章:震える「自己」――『大いなる遺産』
    • 第10章:漂流する身体――『互いの友』
    • 終 章:崩壊する「自己」――『エドウィン・ドルードの謎』にむけて

  • 宇佐見太一『ディケンズと「クリスマス・ブックス」』(関西大学出版部、2000年、2,600円)

    • 序章
    • 『クリスマス・キャロル』を読む
    • 『鐘の音』を読む
    • 『炉端のこおろぎ』を読む
    • 『人生の戦い』を読む
    • 『憑かれた男』を読む
    • 日本におけるディケンズ――『クリスマス・キャロル』の翻訳本を通して見た場合
    • あとがき

  • 松村昌家教授古稀記念論文集刊行会『ヴィクトリア朝:文学・文化・歴史』(英宝社、1999年、6,090円)

    • III
      • ディケンズと消え行くアメリカ(大井浩二)
      • ディケンズとポオ――その「影響」の深度をめぐって(井上健)
      • 『共通の友』から『荒地』へ――「ニュージーランダー」の旅(島津展子)
      • フランスにおけるディケンズ(柏木隆雄)
    • IV
      • 「善良な怪物」と「食べ過ぎたメフィスト」――『ドンビー父子』のカトル船長とバクスドック少佐 (マイケル・スレイター:佐々木徹訳)
      • 「娘」は「子」にあらず――「ドンビー父子商会」のルイーザとポールの場合(西條智子)
      • 自伝小説としての『デイヴィッド・コパフィールド』――回想と創造(小寺里砂)
      • ディケンズの作品における父と娘――『ドンビー父子』と『リトル・トリット』を中心に(永岡規伊子)
      • 視線の迷宮――『リトル・トリット』における「見ること」と主体(新野緑)
      • 『大いなる遺産」におけるジョーの自己――その深みと力(溝口薫)
      • ディケンズと演劇――ウォプスル氏の演劇生活(西條隆雄)
      • 「ホリデイ・ロマンス」――ディケンズの小さなさかさま世界(杉山洋子)
    • V
      • 何事も時がくれば(松村昌家)

  • 田辺洋子『ディケンズ後期四作品研究:「視点」から脱「視点」へ』(こびあん書房、1999年、7,000円)

    1. 序章
    2. 第一章:Bleak House 論:視点の拮抗
    3. 第二章:A Tale of Two Cities 論:視点の継承
    4. 第三章:Great Expectations 論:視点の交錯
    5. 第四章:Our Mutual Friend 論:視点の消失
    6. 引用訳
    7. 後書き
    8. Bibliography
    9. 索引
    10. 初出一覧

  • 川澄英男『ディケンズとアメリカ:19世紀アメリカ事情』(彩流社、1998年、2,800円)

    • 序章:十九世紀英米文化交流
    • 第一章:ボストン上陸
    • 第二章:ニューヨークそしてフィラデルフィアへ
    • 第三章:ワシントンD・C の C・D
    • 第四章:アラゲニー山脈を越えるディケンズ
    • 第五章:ディケンズのアメリカ観
    • 第六章:アメリカ再訪
    • あとがき
    • 参考文献
    • 索引

  • 松村昌家編『チャールズ・ディケンズ『大いなる遺産』――読みと解釈』(英宝社、1998年、3,200円)

    1. アイロニーの構造(松村昌家)
    2. 白衣の狂女(森 道子)
    3. 成功の都ロンドン(島津展子)
    4. 許しを乞う女たち(山崎麻由美)
    5. 子どもへのヴァイオレンスをめぐって(山口徳一)
    6. 「時」の囚われ人たち(畑田美緒)
    7. ミセス・ジョーと「女性」の領域と役割(西條智子)
    8. マグウィッチと水のイメージ(太田素子)
    9. 母性への渇望(田中孝信)
    10. 震える「自己」――ピップの主体と物語(新野 緑)

  • 篠田昭夫『魂の彷徨――ディケンズ文学の一面』(渓水社、1998年3月30日発行、3,000円)

    1. A Tale of Two Cities――主人公 Sydney Carton の生と死
    2. 1859年から60年にかけてのエッセイ群――作家の自己表白との関わり
    3. A Message from the Sea――1860年のクリスマス作品
    4. Great Expectations ――主人公 Pip の生の奇跡
    5. Tom Tiddler's Ground――1861年のクリスマス作品
    6. George Silverman's Explanation――最後の完成作品

  • 西條隆雄『ディケンズの文学――小説と社会』(英宝社、1998年3月5日発行、2009年4月10日、3,990円)

    1. ディケンズ評価の変遷
    2. 『ピクウィック・ペイパーズ』の成功――その社会的背景
    3. 『オリバー・トゥイスト』――ジャーナリズムと文学
    4. 『ドンビー父子商会』――ドンビー氏の人間復帰
    5. 『デイヴィッド・コパーフィールド』――愛とつまずき
    6. ミコーバ氏の面白さと作品中の意味
    7. 『荒涼館』--閉ざされた過去
    8. 『リトル・ドリット』――ディケンズの内的ドラマ
    9. 『互いの友』――死とよみがえり
    10. ディケンズとニューゲート監獄
    
    
    
    

    日本で出版されたディケンズ関連図書

    作品の翻訳を除く)
    1. 村岡花子『ディッケンス物語の子供たち』(春陽堂、1933)
    2. 本多顯彰/内藤濯『ディケンズ/ヴェルレエヌ』(岩波書店、1934)
    3. 寺西武夫『ディケンズ』(研究社出版:研究社英米文學評傳叢書、1934)
    4. 竹内道之助/菅谷恒徳(訳)、ステファン・ツワイグ『三人の巨匠:バルザック・ディケンズ・ドストイエフスキイ』(三笠書房、1936)
    5. 寺島 勧(訳)アンドレ・モロア『ディケンズ』(新生堂、1941)
    6. 中井勲(訳)シドニー・B・ウイップル『ディッケンズそのほか:アメリカ老新聞記者の隨筆集』(イヴニングスター社、1947)
    7. Tadao Yamamoto, Growth and System of the Language of Charles Dickens (Kansai University Press, 1950)
    8. 海老池俊治『Charles Dickens』(研究社:新英米文学評伝叢書、1955)
    9. 横田国男(訳)アンドレ・モロア『ディケンズ論』(弥生書房、1957)
    10. 宮崎孝一『ディケンズ小説論』(研究社、1959)
    11. 山本忠雄(他)『チャールズ・ディケンズの文体』(南雲堂:作家研究叢書、1960)
    12. 田辺昌美『ディケンズの文学』(南雲堂、1960)
    13. 天理大學圖書館(編)『チャールズ・ディケンズ』(天理大學出版部:善本寫眞集、1966)
    14. 田辺昌美『The Uncommercial Traveller 研究――Dickens 文学の一つの完成』(第一学習社、1969)
    15. 桝井迪夫/田辺昌美(編)『ディケンズの文学と言語』(三省堂、1972)
    16. Koichi Miyazaki, The Inner Structure of Charles Dickens's Later Novels (Sanseido, 1974)
    17. 京都外国語大学付属図書館(編)『チャールズ・ディケンズ:作品と参考文献』(京都外国語大学付属図書館、1975)
    18. 中西敏一『チャールズ・ディケンズの英国』(開文社出版、1976)
    19. エンツォ・オルランディ(編)田中英道・田中俊子訳『ディッケンズ』(東京 : 評論社、1976)
    20. 田辺昌美『チャールズ・ディケンズとクリスマス』(あぽろん社、1977)
    21. 宮崎孝一『ディケンズ:後期の小説』(英潮社新社:イギリス文学作品論、1977)
    22. 小池 滋『ロンドン――ほんの百年前の物語』(中央公論社:中公新書、1978)
    23. 小池 滋『ディケンズ:19世紀信号手』(冬樹社:英米文学作家論叢書、1979)
    24. 松村昌家(訳)アンガス・ウィルソン『ディケンズの世界』(英宝社、1979)
    25. 東田千秋(編)『ディケンズを読む』(南雲堂:志学台叢書、1980)
    26. 宮崎孝一(他訳)、ジョン・フォースター『定本チャールズ・ディケンズの生涯』(研友社、1980)
    27. 松村昌家『ディケンズとロンドン』(研究社:研究社選書、1981)
    28. 吉田孝夫『ディケンズの笑い』(晃学出版、1982)
    29. 滝 裕子『ディケンズの人物たち:その精神構造の諸相』(槐書房、1982)
    30. 小池 滋『ディケンズとともに』(晶文社、1983)
    31. 吉田孝夫『ディケンズのユーモア』(晃学出版、1984)
    32. 鈴木徹郎(訳)、H・C・アンデルセン『スウェーデン紀行: ディケンズ訪問記』(東京書籍:アンデルセン小説・紀行文学全集、1986)
    33. 中西敏一(他編)『ピクウィック読本:ディケンズ文学の理解のために』(東京図書、1987)
    34. 天理大学附属天理図書館(編)『チャールズ・ディケンズ』(臨川書店:天理図書館善本写真集、1988)
    35. 小池 滋/金山亮太(訳)ジョージ・ギッシング『チャールズ・ディケンズ論』(秀文インターナショナル:ギッシング選集、1988)
    36. 石田敏行/石田洋子(訳)セドリック・ディケンズ『ディケンズとディナーを : ディケンズの小説中の食べもの散歩』(モーリス・カンパニー、1987)
    37. 石田敏行/石田洋子(訳)セドリック・ディケンズ『ディケンズ小説中の楽しい洋酒のはなし』(モーリス・カンパニー、1988)
    38. 植松靖夫(訳)、A・ジョンソン『イギリス小説入門:ディケンズからコンラッドまで』(高科書店、1988)
    39. 小池滋/石塚裕子(訳)、L・K・ウェッブ『チャールズ・ディケンズ』(西村書店、1989)
    40. 吉田孝夫『ディケンズ名言集』(晃学出版、1989)
    41. 松村昌家『ディケンズの小説とその時代』(研究社、1989)
    42. 小松原茂雄『ディケンズの世界』(三笠書房、1989)
    43. 藤村公輝(訳)、P. A. W. コリンズ『ディケンズと教育』(山口書店、1990)
    44. 吉田孝夫『ディケンズを読んで』(あぽろん社、1991)
    45. 渡辺省三(訳)エリアス・ブレスドルフ『アンデルセンとディケンズ』(研究社、1992)
    46. 小池 滋/金山亮太(訳)G. K. チェスタトン『チャールズ・ディケンズ』(春秋社:チェスタトン著作集、1992)
    47. 榊 正子『イギリス小説:その伝統と特質』(弓プレス、1992)
    48. 小池 滋『チャールズ・ディケンズ』(沖積舎:ちゅうせき叢書、1993)
    49. 谷田博幸『ヴィクトリア朝挿絵画家列伝:ディケンズと「パンチ」誌の周辺』(図書出版社、1993)
    50. 田辺洋子『チャールズ・ディケンズ作「大いなる遺産」研究 』(広島経済大学地域経済研究所:広島経済大学研究双書、1994)
    51. 藤村公輝(訳)J. L. ヒューズ『教育者ディケンズ』(青山社:立命館大学経営学部研究叢書、1994)
    52. 篠田昭夫『チャールズ・ディケンズとクリスマス物の作品群』(渓水社、1994)
    53. Risa Kotera, Another Side to Charles Dickens: Bombey and Son to Our Mutual Friend (Eihosha, 1994)
    54. 伊藤廣里『ディケンズ文学の旅』(桐原書店、1994)
    55. 松村昌家(編)『ディケンズ小事典』(研究社:小事典シリーズ、1994)
    56. 三ツ星堅三『チャールズ・ディケンズ:生涯と作品』(創元社、1995)
    57. 寺内 孝『チャールズ・ディケンズ「ハード・タイムズ」研究』(あぽろん社、1996)
    58. 藤村公輝(訳)ジョン・マニング『ディケンズの教育観』(英宝社、1996)
    59. 富士川和男『みなし児の遍歴:ディケンズとヴィクトリア朝小説』(桐原書店、1998)
    60. 西條隆雄『ディケンズの文学:小説と社会』(英宝社、1998)
    61. 松村昌家(編)『チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」:読みと解釈』(英宝社、1998)
    62. 篠田昭夫『魂の彷徨:ディケンズ文学の一面』(溪水社、1998)
    63. 川澄英男『ディケンズとアメリカ:19世紀アメリカ事情』(彩流社、1998)
    64. 田辺洋子『ディケンズ後期四作品研究:「視点」から脱「視点」へ』(こびあん書房、1999)
    65. 宇佐見太一『ディケンズと「クリスマス・ブックス」』(関西大学出版部、2000)
    66. 新野 緑『小説の迷宮:ディケンズ後期小説を読む』(研究社、2002)
    67. 山崎 勉『ディケンズのこころ』(英宝社、2003)
    68. 植木研介『チャールズ・ディケンズ研究――ジャーナリストとして、小説家として』(南雲堂フェニックス、2004)
    69. 佐々木徹(訳)マイケル・スレーター『ディケンズの遺産――人間と作品の全体像』(原書房、2005)
    70. 大井浩二『旅人たちのアメリカ――コベット、クーパー、ディケンズ』(英宝社、2005)
    71. 吉田一穂『ディケンズの小説とキリストによる救済のヴィジョン』(英宝社、2006)
    72. Osamu Imahayashi, Charles Dickens and Literary Dialect (Keisuisha, 2006)
    73. 田中孝信『ディケンズのジェンダー観の変遷――中心と周縁とのせめぎ合い』(音羽書房鶴見書店、2006)
    74. エリザベス ジェイムズ(著)高橋裕子(訳)『図説チャールズ・ディケンズ』(ミュージアム図書、2006)
    75. 藤田永祐『ディケンズ、フォースター、オースティン――いまに生きるイギリス小説』(春風社、2008)
    76. 島田桂子『ディケンズ文学の闇と光――〈悪〉を照らし出す〈光〉に魅入られた人の物語』(彩流社、2010)
    77. Takashi Terauchi, Charles Dickens: His Last 13 Years (ブックコム、2011)
    78. 松村昌家『ヴィクトリア朝文化の世代風景――ディケンズからの展望』(英宝社、2012)
    79. 松岡光治(編)『ディケンズ文学における暴力とその変奏――生誕二百年記念』(大阪教育図書、2012)
    80. Eiichi Hara, Midori Niino, Mitsuharu Matsuoka, and Toru Sasaki, eds. Dickens in Japan: Bicentenary Essays (Osaka Kyoiku Tosho, 2013)
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